家づくり
長期優良住宅
住宅を長期にわたり使用することにより、解体や除去に伴う廃棄物の排出を抑制し、環境への負荷を低減します。また、建て替えに係る費用の削減によって国民の住宅に対する負担を軽減し、より豊かで優しい暮らしへの転換を図ることを目的としています。
日本の住宅の寿命
家を建てるなら、だれもが「長持ちする家」を建てたいと思いますが、日本の家屋は、短いサイクルで建て替えられているというデータがあります。戦後に建てられた日本の木造住宅の寿命は約30年、国土交通省の統計データでは26年とされ、約30年で建て替えられているのが一般的です。 世界では、アメリカ60年、ドイツ80年、イギリス100年とされており、ドイツでは80年ですが実際には築数百年で現役の建物が数多く存在しています。(先の大戦で家屋の大半が焼けてしまったため)
どうして日本の家は他国の
半分以上も寿命が短いの?
デザインやコストダウンなどを優先し、家屋を長持ちさせる設計や長耐久建材の開発・使用に取り組む業者は少なく、高温多湿環境の日本で長持ちする家を造ろうと考えると、かなりの手間とコストがかかってしまいます。また、購入者への長持ちする住宅の説明も難しく、安価で見栄えの良いローコスト住宅の販売が優先されてきたためではないでしょうか。。。
長期優良住宅のメリット
住宅を購入する際の住宅ローン減税が控除対象で、一般住宅では控除が受けられます。また、長期優良住宅・低炭素住宅の場合も控除があります。
※下記は、国土交通省の住宅ローン減税のHPです。
詳細はそちらからご確認ください。
長期優良住宅を受ける条件
認定を受けるには、住宅性能を現した「性能項目」があり、それらに適合していると判断し、申請をすることにより認定、控除対象となります。
性能項目
性能項目には数項目あり、それぞれに様々な等級や適合内容が定められています。下記は、簡単に記述しておりますので詳しくはコスモ・コーポレーションまでご相談・お問い合わせください。ご説明いたします。
劣化対策
数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できること。 ※通常想定される維持管理条件下で、構造躯体の使用継続期間が少なくとも100年程度となる措置。
耐震性
極めて稀に発生する地震に対し、継続利用のための改修の容易化を図るため、損傷のレベルの低減を図ること。※大規模地震力に対する変形を一定以下に抑制する措置を講じる。
維持管理・更新の容易性
構造躯体に比べて耐用年数が短い内装・設備について、維持管理(清掃・点検・補修・更新)を容易に行うために必要な措置が講じられていること。
※構造躯体等に影響を与えることなく、配管の維持管理を行うことができること
※更新時の工事が軽減される措置が講じられていること 等
可変性
居住者のライフスタイルの変化等に応じて間取りの変更が可能な措置が講じられていること。
バリアフリー性
将来のバリアフリー改修に対応できるよう共用廊下等に必要なスペースが確保されていること。 ※・共用廊下の幅員、共用階段の幅員・勾配等、エレベーターの開口幅等について必要なスペースを確保すること。
省エネルギー性
数必要な断熱性能等の省エネルギー性能が確保されていること。
※省エネ法に規定する平成11年省エネルギー基準に適合すること。
居住環境
良好な景観の形成その他の地域における居住環境の維持及び向上に配慮されたものであること。
※地区計画、景観計画、条例によるまちなみ等の計画、建築協定、景観協定等の区域内にある場合には、これらの内容と調和が図られること。
住戸面積
良好な居住水準を確保するために必要な規模を有すること。
【戸建て住宅】75㎡以上(2人世帯の一般型誘導居住面積水準)
【共同住宅】55㎡以上(2人世帯の都市居住型誘導居住面積水準)
※少なくとも1の階の床面積が40㎡以上(階段部分を除く面積
※戸建て住宅、共同住宅とも、地域の実情に応じて引上げ・引下げを可能とする。ただし、戸建て住宅55㎡、共同住宅40㎡(いずれも1人世帯の誘導居住面積水準)を下限とする。
維持保全計画
建築時から将来を見据えて、定期的な点検・補修等に関する計画が策定されていること。 ※維持保全計画に記載すべき項目については、①構造耐力上主要な部分、②雨水の浸入を防止する部分及び③給水・排水の設備について、点検の時期・内容を定めること。 ※少なくとも10年ごとに点検を実施すること。
ZEH住宅
2014年に決定した「エネルギー基本計画」において「住宅については2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅に平均で住宅の年間の一次エネルギー消費量が正味でゼロとなる住宅(ZEH:ZERO ENERGY HOUSE)の実現を目指す」とする政策が制定されました。
ZEH(ゼッチ)とは
「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。 この目標の達成に向け、政府では平成28年度より、ZEH支援事業で自社受注する住宅のうちZEHが占める割合を2020年までに50%以上とする目標を宣言・公表したハウスメーカー、工務店、建築設計事務所、リフォーム業者、建売住宅販売者等を「ZEHビルダー」として公募、登録し、屋号・目標値等の公表を行い、現在では6300以上の業者登録がされています。
ZEH補助金
「ZEH」は、2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅でZEHの実現と普及を広げることを目標として、新築購入時にZEHの住宅を購入する、または既築住宅をZEHへ改修する者に補助金を交付するものです。詳しくは、下記の環境省ページにてご確認ください。
環境省HP ⇀コスモ・コーポレーションの取り組み
コスモ・コーポレーションでは、ZEH受託目標を平成32年に50%になるよう定め、推進。現在、35%に達するに至りました。これからも、目標に到達するよう努めていきます。
ZEHの周知・普及に向けた具体策
世界的にエネルギー消費が増える中、エネルギーの有効活用に向け、長期優良住宅にもある低炭素住宅をお客様に施工していくようにしております。しかし、お客様に対して十分な説明が行き届いていないのも現状で、今後は「省エネ基準適合住宅の義務化」に向け、新築住宅をお考えのお客様にその周知を徹底する、そして、弊社への新築住宅またはリフォームのご相談やお問い合わせがあった際には、資料やチラシ、HPを利用しお客様への周知をしていきたいと考えております。
ZEH施工の際のコストについて
弊社の取引先との協議の上、ZEH施工に向けたモデルを作成し、その使用資材においてコストダウンを計ります。続けて、外皮・一次エネルギー量を算出し自社で使用資材を用いた施工を実施していく事を念頭にしてコストダウンを目指していきたいと考えております。
太陽光発電標準仕様
弊社では、戸建て新築時に同時に太陽光発電をつけたZEH住宅を提案させていただいております。 後付けよりコストも下げられ、光熱費が高騰している現在、ぜひともご検討ください。
その他
研修会や説明会などには積極的に参加し、新しい省エネ設備や資材を積極的に導入し、省エネが図られる図面の作成などにも取り組み、お客様へ省エネ性能の高い住宅の施工をご提案し続けていきます。
太陽光発電を0円で導入!
ソラエネスマート
「ソラエネスマート」は、ガスで発電する「エネファーム」の導入費用だけで、太陽光初電システムを無償でご提供。 発電した電気は無料でご利用いただける大阪ガスならではの画期的な新サービスです。 イニシャルコストを減らして、経済性・環境性・防火性に優れた新築住宅をお考えのお客様におすすめのサービスです。
詳細はお問い合わせください。 ⇀ソラエネスマート契約期間中
ソラエネスマート契約期間終了後
契約期間終了後はお施主様に無償譲渡!
経済性・環境性・防災性に優れた住まい!
経済性
年間の光熱費がオトク
環境性
省エネ・創エネ”スマートな住宅
防災性
停電時でも電気が使えて安心
太陽光発電とエネファームで光熱費がおトク!
購入電力量を大幅に削減し光熱費をカット
太陽光発電と24時間連続で発電するエネファームtype Sをあわせると、購入する電力量を大幅に削減。
エネファームtype Sの発電した電気のうち余った電気は売ることができるので、光熱費を抑えられます。
さらに契約期間終了後も太陽光発電の自家消費メリットや売電収入による光熱費削減効果が続きます。
契約期間終了後には太陽光発電と売電権が無償譲渡され、おトクな暮らしを継続できます。
環境にやさしい住宅
二酸化炭素の排出量を大幅に削減
停電時でも電気が使えて安心!
太陽光発電とエネファームを組み合わせることで防災性が向上
スマイルーフ
お客様の屋根を活用し、太陽光発電システムを無償でご提供。 光熱費がおトクになり、停電時は発電した電気を使えるサービスです。 初期費用を減らして、「経済性・防災性・環境性」に優れた住宅をお考えの方におススメです。
〈試算条件〉
◎想定条件 戸建住宅4人家族
■使用機器/【従来システム(床暖房設置)]】ガス給湯暖房機、ガス温水床暖房(リビング・ダイニング)、ミストサウナ機能付きガス温水浴室暖房乾燥機、ガスコンロ、電気アイコン、太陽光発電6.5kW
■エネルギー使用量と適用料金/【従来システム(床暖房設置)】年間ガス使用量:917㎥/年(適用ガス料金;あっためトクスタンダードプラン オプション割引9%)、年間購入電力量:5,400kWh/年(適用電気料金:従量電灯A)、合計ランニングコスト:約283,000円/年【スマイルーフ(太陽光発電6.5kW)】年間ガス使用量:917㎥/年(適用ガス料金:あっためトクスタンダードプラン オプション割引9%)、年間消費電力量:5,400kWh/年、年間購入電力量:3,220kWh/年(適用電気料金:ベースプランA-G)太陽光発電自家消費量:2,181kWh、合計ランニングコスト:約262,000円/年
※一次エネルギー換算値は、ガス:45MJ/㎥、電気:9.76MJ/kWh/※ガス料金と電気料金はそれぞれ大阪ガスと関西電力の2022年1月時点の単価。(おトク額は各社の料金が改定された場合等には変動することがあります)※ガス料金と電気料金はそれぞれ原料費調整額および燃料費調整額、消費税相当額を含みます。
※電気料金の「再生可能エネルギー発電促進賦課金」および「再生可能エネルギーの買取単価」は2021年度時点。
※合計ランニングコストは1,000円未満を四捨五入。
※上記は試算例のため条件により数値は異なります。
※別途ガス機器等購入費ならびに施工費用が必要となります。